日々の声

2022.07.27

その他

仏花

この時期は、お内仏(お仏壇)の仏花(お花)がすぐに枯れてしまうので

お花を立てるのも大変だと思います。

お参りに行くと綺麗で枯れることのない造花を立てて

いる方もおられますが・・・・・・・・

この仏花は私達がお供えしていますが仏様から

頂く教えを意味しています。

お花をお供えするのは、亡き人の供養のためにお供えするのではありません。

私達が人生を歩んでいく中で真(まこと)の教えである仏さまの世界(浄土)のはたらきを私たちに示していています。

そして生き生きと生かされている「いのち」の姿を、花という形を通して私たちに示しているのです。

花は私たちの手で供えるのですが、供えた花は私たちの方に向けられています。

花の「いのち」を通して仏さまから「いのち」の教えを頂くのです。

 

青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光(仏説阿弥陀経)

(青色も黄色も赤色も白色もそれぞれの色でそれぞれが輝いています)

私達ひとりひとりのいのちもそれぞれで輝いています。